リモート EJB プロバイダー

リモート EJB Bean を提供するアプリケーションの場合は、当該アプリケーションのマイグレーション時にオンプレミスのクライアントからリモート EJB Bean へのアクセスを維持するための方法について考慮してください。

以下の Java アノテーションおよびクラスが、リモート EJB Bean の使用を示しています。

リモート EJB Bean は ejb-jar.xml ファイルの以下のエレメントによっても示されます。


<session> <description>マイ・ビジネス Bean</description> <display-name>BusinessLogic Bean</display-name> <ejb-name>BusinessLogic</ejb-name> <home>com.ibm.ejbs.BusinessLogicHome</home> <remote>com.ibm.ejbs.BusinessLogic</remote> <ejb-class>com.ibm.ejbs.BusinessLogicSession</ejb-class> <session-type>ステートレス</session-type> <transaction-type>コンテナー</transaction-type> </session>

このコードが含まれているアプリケーションは、リモート側でアクセスできる EJB Bean を提供します。可能であれば、このような Bean にアクセスするアプリケーションは同じクラウド環境にマイグレーションすることを検討してください。また、オンプレミスのクライアント・アプリケーションがこのような Bean にアクセスする場合に必要となる接続の解決策も考慮してください。

この規則では、Eclipse プロジェクトごとまたは Java アーカイブごとに 1 回フラグが立てられます。

解決方法

クライアント・アプリケーションが、移動後もこのリモート EJB プロバイダーに直接アクセスできる場合、追加のアクションは必要ありません。

そうでない場合、1 つのオプションとして、リモート EJB Bean にアクセスするクライアント・アプリケーションと一緒に、EJB プロバイダー・アプリケーションもクラウドに移動する方法があります。また、接続の問題についてクライアント・アプリケーションを分析します。あるいは、IBM Cloud Secure Gateway などの VPN トンネルを使用して、既存のオンプレミスの EJB クライアント・アプリケーションがこのリモート EJB プロバイダーにアクセスするためのセキュア接続を作成できます。セキュア接続の構成について詳しくは、『VPN の構成』を参照してください。ゲートウェイを構成した後に、宛先の作成時に指定したクラウド・ホストおよびポート番号を使用して、アプリケーションを新しい宛先に接続します。以下の例は、EJB リモート URL を示します。

クラウド上のリモート EJB Bean への呼び出しのためにセキュア接続を構成する際には、クラウド・アプリケーション・サーバーで HTTP トンネリング・サーブレットを作成およびインストールし、クライアント・サイド ORB でトンネリングを有効にします。詳しくは、 HTTP トンネリングの使用可能化を参照してください。 HTTP トンネリング・サーブレットを指すようにセキュア・クライアントを構成します。以下の形式でクラウド・セキュア接続の構成から返されるホストとポートを使用します。

EJB Bean がクラウドに移動され、EJB クライアントがオンプレミスにある場合、またはその逆の場合に、この手法を使用できます。

: リモート EJB Bean を使用する Liberty for Java アプリケーションは、IBM Cloud インスタント・ランタイムにデプロイできます。ただし、IBM Cloud 環境のポートに関する制限のため、CORBA/IIOP プロトコルを使用してリモート EJB Bean にリモート・アクセスすることはできません。IBM Cloud 上の Liberty for Java について詳しくは、 IBM Cloud でサポートされる Liberty フィーチャーを参照してください。